“正しい色を長く運用する際に注意すべき点は、定期的にキャリブレーションを行なうことだ。ディスプレーのパネルは使い続ければ劣化していくので、こまめにキャリブレーションしてプロファイルの更新を行なったほうがいい。”
正確な色再現
WVP2785-2Kは、27インチWQHD(2560 x 1440)解像度のIPSパネルを搭載し、クリエイティブな専門家のニーズを満たす精細さで画像を表示します。
※画像はイメージです。
Adobe RGBカバー率100%を実現したVP2785-2Kは、一般的なsRGBディスプレイでは再現できない色域までしっかりと再現し、写真の編集や印刷において、より豊かな色合いで作業することができます。また、デジタルシネマの規格でもあるDCI-P3を96%カバーしており、映像制作にもご活用いただけます。
*パーセンテージはパネルメーカーから提供された仕様に基づいて計算されており、最も近い整数で表示しています。
VP2785-2Kは、ドイツ印刷関連団体認証機関であるFograによって、Class A FograCert Softproof monitorとしての認証を得ています。つまり、VP2785-2Kは、ディスプレイと印刷されたリファレンスの間で高品質な視覚的一致を実現し、作業中の写真またはデザインの色が最終出力で正確で一貫していることを確実にします。
KVM(キーボード-ビデオ-マウス)スイッチテクノロジーを搭載し、1台のキーボードとマウスで2台のパソコンを切り替えながら操作することができます。また、USB 3.1 Type-C端子はWindowsおよびMac OSシステムのユーザーに、給電、大容量のデータ伝送、および映像表示のユーザーフレンドリーな管理を提供します。
*USB 3.1 Type-C ケーブルは別売になります。
デイジーチェーン接続により、ケーブル管理と生産性が向上します。より柔軟な接続のために、VP2785-2Kおよびその他のディスプレイをType-C(Type-C入力、DP出力)およびDPポート(DP入力、DP出力)からデイジーチェーン接続できます。
デュアルカラーエンジンと組み合わせたピクチャーバイピクチャー(PBP)機能は、デジタルデザインのより生産的なアプローチをクリエイターに提供します。VP2785-2KのPBP機能により、フォトグラファーとデザイナーは、別々の色設定の画像を並べながら表示し、比較しながら編集作業をすることができるため、2台の異なる色設定のディスプレイは不要になり、1台でこの作業を完結できます。
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ユニフォミティ補正機能はAdobe RGB, sRGB, DCI-P3, EBU, SMPTE-C および REC709色モードで対応できます。
VP2785-2Kに搭載されているフリッカーフリーおよびブルーライトフィルターテクノロジーは、TUV認定を受けており、長時間の編集作業で起こる、目の疲れやストレスをカバーする、目に優しい技術が搭載されています。
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VP2785-2Kは環境光センサーとプレゼンスセンサーを内蔵しており、環境光の変化とディスプレイ前面の人の動きを検出することで、ディスプレイの明るさや動作状態を最適な設定に自動調整し、電力を効率的に節約します。
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VP2785-2Kは、スイーベル、ピボット、チルト、高さ調整機能を備えており、生産性と快適性を最大限に調整できるように設計されています。また、内蔵Gセンサーにより、画面イメージが縦に配置されたとき、自動ピボットを行うことができます。
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ViewSonicのColorbration+はViewSonic独自開発されたキャリブレーションソフトウェアで、ハードウェア校正機能を提供し、カラー出力の長期にわたる一貫性と正確性を保証します。
- 対応キャリブレーションツール:
X-Rite i1 Display Pro
X-Rite i1 Studio
X-Rite i1 Pro 2
X-Rite i1 Pro 3
X-Rite ColorMunki Photo
X-Rite ColorMunki Design
Datacolor Spyder X Series (※Spyder X2 Seriesは非対応)
ccDISPLAY PRO
ccSTUDIO
- 対応 Microsoft Windows バージョン:
Windows 7(Service Pack 1)、Windows 8.1 / Windows 10 / Windows 11
- 対応MAC OSバージョン:
macOS Mojave (10.14) / macOS Catalina (10.15) / Big Sur (11.6) / Monterey (12.x)
※Apple M1 / M1 Pro / M1 Max / M2 シリコン搭載の Mac 機種には、 Rosetta 2 をインストールする必要があります。
キャリブレーション機能を有効にする前に、Colorbration+ソフトウェアをインストールしてください。
Colorbration+ (Win, 英語/日本語)
Colorbration+ (MAC, 英語/日本語)
ユーザーガイド(英語)
ユーザーガイド(日本語)
※Windows版 Colorbration+を使用する前に、液晶ディスプレイのOSDにて、
カラー調整 > カラーフォーマット > 「RGB(全範囲)」を選択してください。
ViewSonic ユニフォミティ補正は、輝度パフォーマンスと計算された精度のバランスをとり、輝度の差異を5%未満に改善して、端から端まで一貫した明るさを提供します。
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ユニフォミティ補正機能はAdobe RGB, sRGB, DCI-P3, EBU, SMPTE-C および REC709カラーモードで機能します。
あらゆる視点から、一貫したレベルの明るさで、鮮やかな色彩をお楽しみいただけます。SuperClear IPSパネルテクノロジーは、画面を、上、下、正面、側面のどこから鑑賞してもクラス最高峰の画像クォリティを提供いたします。
※画像はイメージです。
HDMI、DisplayPort、およびUSB 3.1 Type-C入力は、VP2785-2Kを他のデバイスと接続するための柔軟性を提供します。
全てのVP2785-2Kは、工場出荷時に事前に校正されており、1台、1台独自の色校正レポートが添付されています。各レポートは、AdobeRGB、DCI-P3、sRGB、REC709、EBU、SMPTE-Cおよび均一性の測定値が表示され、標準的な色レポートよりも10以上の追加項目を表示しています。
“正しい色を長く運用する際に注意すべき点は、定期的にキャリブレーションを行なうことだ。ディスプレーのパネルは使い続ければ劣化していくので、こまめにキャリブレーションしてプロファイルの更新を行なったほうがいい。”
“本モデルは、必要十分な機能を備えているうえに、ハードウェア・キャリブレーション機能に対応するカラーマネージメントディスプレーだ。通販サイト「ドスパラ」だと4万8800円で購入できるため、性能を含めるとコスパはかなり高い(2023年1月24日時点)。そのVP2785-2Kを試用する機会を得たので、使用感などのレポートをお届けしよう。”
“公式サイトにSNS、ブログにYouTube…一億総クリエイター時代の今。専業のプロでなくても、画像のレタッチ(修正・補正・合成などの編集作業)している人は多いのではないでしょうか。しかし、自分がレタッチ作業をしている「そのモニター」が、そもそも元データの色を正しく表示しているのだろうか、と疑問に思う人は少数派かもしれません。今回は、筆者が色を正しく観察するためのマスターモニターとして、ViewSonic(ビューソニック)の「VP2785-2K」を導入。このハードウェアキャリブレーションモニター「ViewSonic VP2785-2K」を使って「モニターで色を見るための設定」と「紙に印刷するための色を見る設定」を行う様子を紹介します。”